【追跡レポ】八千代工業/多能工化推進策 手作りの訓練設備で研修

2012.10.08 【労働新聞 フォーカス・企業事例】
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現場と同じ環境を整備 他工程も自由に経験へ

サンルーフの組立作業訓練を指導する上田さん

 自動車部品の開発・製造と軽自動車の組立事業を行う八千代工業㈱(埼玉県狭山市、辻井元社長、従業員数・単独2294人、連結7484人)では、現場と同じ条件で作業訓練を行う「実践的研修」に力を入れている。工場の一角に、自動車の室内を模した「疑似車内空間」を出現させたのを手始めに、今年度、各組立ラインを再現した訓練施設を、社員による手作りで完成させた。新しい作業に移る前の訓練がメインだが、担当外でも希望者は研修に参加できる。グローバル化に対応できる多能工化を進める人材育成策の一環である。…

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平成24年10月8日第2892号15面 掲載
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