【特集2】メンタルヘルスは安全にも直結 シンポジウム―健康KYから睡眠判定 安衛活動のマンネリ防止へ―専門部会/全国建設業労働災害防止大会
2016.11.03
【安全スタッフ 特集】
建設業労働災害防止協会は9月29~30日、名古屋国際会議場(名古屋市・熱田区)で第53回全国建設業労働災害防止大会を開催した。今回の目玉は、「建設業のメンタルへルス その必要性とこれからのあり方」と題したシンポジウム。建災防が今年9月に発表したばかりの「建災防方式健康KY」と「無記名ストレスチェック」によるメンタルヘルス対策の促進を狙ったもので、シンポジストとして精神科医、弁護士、大手建設会社役員、厚生労働省分析官などが登壇し、健康KY後の睡眠判定が「不安全行動」を防ぐ観点からも有効であることが改めて強調された。専門部会では、建築、土木など5つの部会で事例を発表。女性社員による安全パトロール「美守(みまもり)隊」など、安全衛生活動のマンネリ化防止を意識したユニークな取組みが目立った。…
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平成28年11月1日第2269号 掲載