最大8500円ベア 消費増税見据えて ハローズ
2019.09.12
【労働新聞 ニュース】
今年10月の消費税増税を見据えて、月額1000~8500円のベースアップ――中国四国地方でスーパーマーケットをチェーン展開する㈱ハローズ(岡山県都窪郡、佐藤利行代表取締役社長)が、今年10月支給の定期賃金から実施する。「社員の生活文化向上を支援するため待遇アップを図る。現在働いている社員の離職防止や今後の人材確保につなげる」(同社経営企画室)とした。
ベアは入社年次に応じて行う。金額は入社2年目が最大で8500円、以降は年次に応じて段階的に減額する。今年入社した正社員については、来年4月に1万円のベアを予定している。
対象者は、年俸制で働く次長クラス以上の社員を除く全ての正社員1000人とした。ベアは、入社10年目までの社員を対象に2000~4500円を引き上げた2017年4月以来。
令和元年9月16日第3225号3面 掲載