【賃金事例】天満屋/契約社員でも主任級へ 等級新設し登用試験設ける
2012.06.04
【労働新聞 賃金事例】
正社員給与との均衡確保
㈱天満屋(岡山県岡山市、伊原木省五社長)は今年4月、従来の等級体系を大幅に改変し、正社員を複線化する一方、契約社員に対して複線型の等級制を採用した。これまでは曖昧だった主任相当の層を位置付けるE等級を新設し、契約社員にも登用試験への門戸を開いている。雇用区分にとらわれず人材を有効活用することを狙った改定で、給与面についても正社員・契約社員間でのバランスに配慮した体系を整備。等級別に一律のピッチの賃金表を設け、1:1:1で相対化を行うシンプルな3段階評価で昇降給を行う。2年連続で最高評価だった場合に1号加算する特別な措置も採り入れている。…
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平成24年6月4日第2875号8,9面 掲載