高リスク職場に重点的に対応 産業保健フォーラムで三井化学が発表
2016.11.02
【労働新聞 ニュース】
東京労働局(渡延忠局長)は、「産業保健フォーラム IN TOKYO 2016」を開催した。三井化学㈱の土肥誠太郎統括産業医が「ストレスチェックと職場環境改善への取組み」をテーマに講演した=写真。土肥統括産業医は、自社の事例を踏まえ、ストレスチェック後の集団的分析の活用方法を紹介。
同社では、健康リスクがとくに高い職場のリーダーには産業医が面談し、リスクがやや高い職場のリーダーには文書で改善計画の策定を指示しているという。さらに、労務管理や指示方法などのマネジメント面が優れている職場のリーダーから好事例を集め、企業全体で展開するよう勧めた。
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平成28年10月31日第3086号2面 掲載