くるみん企業工夫点を解説 茨城労働局が事例集
2012.01.23
【労働新聞 ニュース】
茨城労働局(鬼丸良一局長)は、「くるみん」認定企業事例集を作成した。男性の育児参加促進の取組みにおいて工夫した点などを詳しく解説している。
同県内の「一般事業主行動計画策定届」の届出企業数は、平成23年11月末現在989社。このうち「くるみん」の認定を受けた10社の取組みをまとめた。
㈱カスミ(小売業、つくば市)は、従業員の7割を女性が占める。計画期間(2年)の育児休業の取得目標に掲げた「男性1人以上、女性70%以上」を達成している。
育休取得で評価や給与面に影響する認識があったことから、取得者に負担がかかりにくい制度設計と周囲の応援態勢の整備に力を入れた。
㈱ケーズホールディングス(小売業、水戸市)では、男性の育児参加促への取組みとして社内報やポスターによる周知・啓発を実施。所属長の理解がカギだという。
平成24年1月23日第2857号3面 掲載