賃金改善実施は困難 定昇の延期・凍結も視野 経団連・2012年版経労委報告
2012.02.06
【労働新聞 ニュース】
経団連は、2012年版の経営労働政策委員会報告を作成し、今春の労使交渉における経営側のスタンスを明確にした。労働側が昨年に引き続き「1%を目安に賃金を含め、適正な配分」を要求していることに対し、「企業の危機的な経営環境への認識が甘いといわざるを得ない」と一蹴した。
同報告によると、賃金決定に当たっては、総人件費を管理する観点から、自社の支払い能力に即して判断するのが重要とした。…
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平成24年2月6日第2859号1面 掲載