【今週の視点】入社数年先まで底上げを
2016.11.07
【労働新聞 今週の視点】
初任給増で済まさず 3年内離職率は3割維持
ベアの回復を受け、3年連続で初任給額の改善傾向が続いた一方、入社3年以内の大卒離職率は30%台を維持した。最盛期だった平成12~17年卒と比べても差はわずかで、新卒者の定着は変わらず課題となっている。人材獲得に向けて募集賃金を引き上げるのにとどまらず、入社後数年先の昇給までを視野に入れ、若手賃金の底上げを図りたい。…
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平成28年11月7日第3087号7面 掲載