立入禁止せず建設業者送検 上野労基署
2012.03.12
【労働新聞 ニュース】
東京・上野労働基準監督署(杉浦純署長)は、アース・ドリル機の旋回範囲内への立入禁止措置などを講じていなかった建設業者と同社の代表取締役を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで東京地検に書類送検した。
平成23年5月、東京都台東区内の商業施設の改築工事現場で、二次下請の同社作業員が杭穴の安定液の確認・補充作業に従事していたところ、アース・ドリル機の上部旋回体のカウンターウエイトと墜落防止用の手すりの間に挟まれて死亡する労働災害が発生した。
調べによると、同社は…
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
平成24年3月12日第2864号3面 掲載