新卒採用抑制へ懸念を表明 厚労相・構成いびつに
2012.04.09
【労働新聞 ニュース】
小宮山厚生労働大臣は、公務員の新卒採用を大幅縮小するとの政府方針に対し、「若い人を減らしすぎると、省庁の構成自体がいびつになってくる」との懸念を表明、「今後折衝の場でしっかりと発言していく」と述べた。
このほど開いた記者会見での発言。政府方針に沿って一定の削減はしなければいけないとしたものの、厚労省では被災地のハローワークに、全国から延べ2万人ぐらいの応援が入っているなど、「一定以上の削減は影響が大きい」とした。
平成24年4月9日第2868号1面 掲載