公契約条例が施行 多摩市、相模原市で 24年度から
2012.04.09
【労働新聞 ニュース】
自治体発注の工事などを受注した業者へ一定額以上の賃金の支払いを義務付ける公契約条例が4月1日、東京都多摩市と神奈川県相模原市で施行された。多摩市は業務委託契約の下限額を903円、相模原市は885円などと定めている。パブリックコメントを踏まえて一部修正した。
公契約条例とは、自治体が発注する建設工事や公共施設の管理などを受注した業者に、下請や派遣などを含む全労働者に対して支払わなければならない最低賃金額を定めるもの。すでに千葉県野田市と神奈川県川崎市で施行している。…
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平成24年4月9日第2868号3面 掲載