台風復旧工事で労災防止を要請 長野労働局
2019.10.25
【労働新聞 ニュース】
長野労働局(中原正裕局長)は、台風19号の復旧作業・工事における労働災害防止の徹底を関係団体に要請した。
復旧作業では事前の打ち合わせとKY活動、リスクアセスメントの実施、復旧工事では土石流や土砂による二次災害を防止するため、上流河川や地山の十分な調査などを求めている。
台風19号は10月12~13日にかけて、静岡県や関東甲信越、東北地方を通過し、各地に甚大な被害をもたらした。長野県では千曲川が決壊し、床下浸水が1564棟、床上浸水が2197棟など、多数の住宅で被害が発生している。
令和元年10月28日第3230号5面 掲載