【特集2】「健康経営」へシフト鮮明 ストレスチェックでアドバイス 東京労働局 産業保健フォーラム開く
2016.11.17
【安全スタッフ 特集】
東京労働局(渡延忠局長)は10月13日、タワーホール船堀(東京・江戸川区)で「産業保健フォーラム IN TOKYO2016」を開催した。ストレスチェックなどを含むメンタルへルス対策に関する特別講演で、三井化学(株)統括産業医の土肥誠太郎人事部健康管理室長は、ストレスチェックによる集団分析結果を踏まえた実効性の高い改善手法をアドバイス。全職場の「メンタルへルス風土」のレベルを比較する調査では、好事例の水平展開を行い、労働生産性の向上に寄与していることを説明した。一方、仕事と治療の両立支援で事例発表したのはティーペック(株)の大神田直明人事総務部長。徹底したがんの一次予防支援と、治療休暇制度の充実の波及効果を解説。両社に共通するのは社員の健康管理を投資だと捉える「健康経営」の考え方だ。今後の企業経営のあり方に一石を投じている。…
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
平成28年11月15日第2270号 掲載