障害者の雇用平均勤続11年 埼玉労働局調べ

2012.06.18 【労働新聞 ニュース】
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 埼玉労働局(安藤よし子局長)は、全国で初めて障害者の平均勤続年数を調査した。身体、知的、精神すべての種類における総人数の平均は10年11カ月となった。身体障害者の平均が13年2カ月と最も長くなっている。障害者の平均勤続年数については、これまで5年に一度の全国調査のデータしかなく都道府県ごとのデータはなかった。

 調査は今年3月、同県内で障害者を雇用する1380社に実施し、1055社(76.4%)の有効回答を集計した。身体障害者、知的障害者、精神障害者の総人数における平均勤続年数は10年11カ月だった。種類別の平均では、順に13年2カ月、7年、4年となっている。

 規模別にみると、いずれの障害者も56~200人規模において最も勤続年数が長くなっている。身体15年、知的10年4カ月、精神6年11カ月と、それぞれ平均と比べて1年10カ月、3年4カ月、2年11カ月長かった。最も低いのは順に11年8カ月(201~500人規模)、4年7カ月(501~1000人規模)、2年8カ月(501~1000人規模)となっている。

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平成24年6月18日第2877号3面 掲載
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