人材活用面 東京は有利 東商が報告書

2012.07.09 【労働新聞 ニュース】
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 東京商工会議所は、報告書「東京の特性を踏まえた中小企業の成長のあり方」をまとめた。東京の地域特性を整理し、業績アップのために特性を生かしている企業の事例を紹介している。

 報告書では、特性の1つに「人口の集積」を挙げた。少子高齢化が進む中、他地域よりも女性や高齢者、外国人などが多く、多様な人材活用のチャンスがあるとした。

 金型等油圧シリンダー製造の㈱南武(大田区)は、地元の女子高校から毎年新卒者を採用し、製造現場に配属している。その結果、現場の整理整頓が徹底され、生産性・安全性向上につながった。ソフトウエア業の㈱ドリーム・アーツ(渋谷区)は優秀な人材を確保するために積極的に外国人を採用。本社社員の2割弱を外国人が占めている。

平成24年7月9日第2880号2面 掲載
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