組織風土「期待外れ」4割 若手社員に意識調査 早期離職防止へ経営協会報告書
2012.08.20
【労働新聞 ニュース】
入社前後のギャップ解消を
入社前のイメージと入社後の実態とのギャップが大きい若手社員ほど、転職や退職への意識が強い――こんな傾向が、一般社団法人日本経営協会がまとめた「若手社会人就労意識ギャップ調査報告書」で明らかになった。入社3年目の社員のうち、所属企業の雰囲気・組織風土や仕事内容の実態が「学生時代のイメージよりも悪い」と考える者がそれぞれ約4割に上り、そのうちの1割以上が「すぐに退職したい」と回答している。同協会は、早期離職を防止するため、若手社員の意見に耳を傾け、ギャップ解消に向けて魅力ある職場や人事制度を構築するよう提言している。…
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平成24年8月20日第2885号2面 掲載