“無理な発注”が違反助長 半数のバス会社指摘 日雇い運転者も確認 岐阜労働局実態調
2012.08.27
【労働新聞 ニュース】
岐阜労働局(矢部憲一局長)は、バス運転者の労働条件を把握するため貸切バス会社を中心に実態調査を行った。労働基準関係法令違反が疑われるバス会社が3割に上ったほか、改善基準告示違反も2割とめだった。法令や告示を順守できない理由として、半数以上が「運行が旅行会社側の都合で左右されるから」と回答、無理な発注条件などが違反を助長している実態が浮き彫りとなっている。少数ながら「日雇い」形態の運転者も確認されたため、労働時間管理の観点から指導を強めている。…
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平成24年8月27日第2886号3面 掲載