研修の内製化に警鐘 グローバル人材で 埼玉経協セミナー
2012.09.17
【労働新聞 ニュース】
埼玉県経営者協会(西村和義会長)は、企業トップ向けに「なぜ、日本企業は『グローバル化』でつまずくのか」と題したセミナーを開催した=写真。経営幹部教育のビジネススクール・IMD(国際経営開発研究所)日本代表の高津尚志氏が、経営者に必要なグローバル・マインドなどについて解説している。
高津氏は、近年、企業研修の内製化が強まっていることに対し、「他流試合」の経験不足から客観的な視点が持てなくなっていると指摘。これが「意思決定層の情報と思考の均質化」につながる一因であるとして警鐘を鳴らした。
平成24年9月17日第2889号3面 掲載