復興工事で長時間労働 建設業の6割が違反 発注増による人手不足 仙台労基署
2012.10.08
【労働新聞 ニュース】
宮城・仙台労働基準監督署(丸山陽一署長)は、震災の復旧・復興工事現場における労働トラブルの増加を受けて監督指導を強化している。このほど取りまとめた監督結果によると、6割の現場で労働基準関係法令違反が発覚し、賃金不払いや違法残業を指摘するケースがめだった。とくに懸念されるのが元方事業者の現場監督や設計士などの長時間労働やサービス残業で、発注増に伴う人手不足が大きな原因となっている。今年4月から発注機関や元方事業者に対して復旧・復興工事現場での労働環境改善に努めるよう要請を行っている。…
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平成24年10月8日第2892号3面 掲載