胆管がん関連 全国で52件に 労災申請状況
2012.11.26
【労働新聞 ニュース】
厚生労働省は、10月31日時点の印刷業における胆管がん労災請求状況を集計した。全国で合計52件の労災請求があり、このうち15件が大阪の事業場で発生した事案となっている。
被災者の年齢別では、40歳代が17件、60歳代が14件、30歳代が9件、50歳代が7件で、比較的若い層が多い。20歳代は1件だった。
厚労省は、各都道府県労働局において有機則等の遵守に関する集団説明会を開催している。同説明会に出席しない事業場へは個別指導などを進めていく方針。
平成24年11月26日第2898号1面 掲載