現場監督の過労死で送検 時間外117時間超える 建設業者 納期迫り36協定違反 半田労基署
2012.12.03
【労働新聞 ニュース】
愛知・半田労働基準監督署(尾野吉則署長)は、36協定の延長限度を超えて労働者を働かせたとして建築・土木工事業者と同社代表取締役を労働基準法第32条(労働時間)違反などの疑いで名古屋地検半田支部に書類送検した。現場監督を担当していた労働者が過重労働が原因とみられる疾患で死亡したのを機に捜査に着手。同社に36協定違反の認識はあったが、発注元に提出する報告書の期日が迫っていたため黙認していたという。死亡した月の時間外労働は117時間を超え、休日労働を合わせた総労働時間は約330時間に上る。…
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平成24年12月3日第2899号3面 掲載