新装開店後に過労死 147時間残業させ送検 精肉チェーン 過重労働対策講じず 四日市労基署
2012.12.17
【労働新聞 ニュース】
三重・四日市労働基準監督署(平川和宏署長)は、特別条項付き36協定で定める月90時間の時間外労働の延長限度を超えて労働者を働かせたとして、精肉・和菓子チェーンと同社本店店長を労働基準法第32条(労働時間)違反の疑いで津地検四日市支部に書類送検した。労働者が過重労働による心臓疾患で死亡したことを機に捜査している。リニューアルオープンに伴う売上げ増加で急きょ食料品を製造しなければならず、早出出勤や長時間残業が連日連夜に及んでいたという。時間外労働は合計で月147時間に達している。…
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平成24年12月17日第2901号3面 掲載