原発は一定数維持を エネルギー問題で 神奈川経協セミナー
2012.12.17
【労働新聞 ニュース】
神奈川県経営者協会(小俣一夫会長)は、企業トップ向けに「日本のエネルギーのあり方~産業界としてどう関わって行くか~」と題したセミナーを開催した=写真。東京工業大学特命教授で、経済産業省の総合資源エネルギー調査会委員などを務める柏木孝夫氏が、再生可能エネルギーの実情や化石燃料の高度利用などについて解説している。
柏木氏は、電力の安定供給と技術開発による世界貢献の面から一定割合で原発を維持すべきと主張。原発をゼロにした場合、化石燃料を割高で買わざるを得なくなり産業力が低下すると訴えた。
平成24年12月17日第2901号3面 掲載