「若年者雇用」で専門検討会設置 連合
2012.02.27
【労働新聞 ニュース】
連合は、2月16日の第5回中央執行委員会で、「若年者雇用検討会」の設置を決めた。改善しない若年者雇用への対応窓口として内部に設けるもので、雇用法制委員会委員を選出している構成組織のメンバーを中心に、有識者なども交えながら運営する。
学校から職場への円滑な移行をはじめ、ニーズに応じた職業能力開発、フリーター・ニート問題、キャリア教育などについて検討する。中卒7割・高卒5割・大卒3割と言われる3年以内の離職率問題も検討項目。
全年齢平均の完全失業率およそ5%に対し、24歳以下は9.4%、25~34歳では6.2%と高止まっている状況に対応する。3~9月にかけておよそ月1~2回開催し、5~6月をめどにシンポジウムも開催する予定。
平成24年2月27日第2862号6面 掲載