勤務医の実態 法が許す宿直わずか15% 通常業務同様が3割 全国医師ユニオンなど実行委員会調べ
2012.11.26
【労働新聞 ニュース】
時間外手当不払いが蔓延
勤務医のおよそ9割に交代制勤務がなく、労働基準法が許す「ほとんど通常業務がない」宿直はわずか15%――全国医師ユニオン(植山直人代表)などの調べで明らかになったもので、「まれに」も含めた6割強の勤務医が「辞めたい」と思っている実態が分かった。宿直の85%は通常業務を頻繁に行う時間外労働に当たるとみられるが、時間外手当を全額請求しているのは3割のみで、請求できる時間に上限があったり、時間外手当そのものがないなど、労基法違反が蔓延している。…
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
平成24年11月26日第2898号6面 掲載