シニア活躍支援 企業価値向上を JEED
2019.12.04
【労働新聞 ニュース】
高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEED)は、生涯現役社会に向けたシンポジウムを開いた。
化粧品製造販売業の㈱ポーラ(東京都品川区)は、シニア活躍支援の事例発表を行った。同社は定年延長ではなく、1年ごとの契約更新制度を導入。60歳以降は毎年評価することで、それぞれの期待役割に基づいて処遇を決定し、モチベーションを向上させている。
登壇した同社経営企画部の佐藤幸子マネージャーは、「60歳以上の社員が長年培った経験や能力を発揮し働いている。一人ひとりの価値が上がれば企業価値も上がる」と話した(写真)。
幅広い年齢層の従業員や個人事業主を抱えており、90歳代も300人以上在籍している。最高齢は、99歳の美容部員。
令和元年12月2日第3235号4面 掲載