派遣・非正社員は7割台に 安全衛生教育の実施状況 厚労省・実態調査結果
2016.11.26
【安全スタッフ ニュース】
厚生労働省は「平成27年労働安全衛生調査(実態調査)」の結果を取りまとめた。安全衛生教育の実施状況について聞いたところ、「正社員」が80.9%に上った一方で、パートやアルバイトなどの「正社員以外の労働者」が75.2%、「派遣労働者」が72.6%と7割台にとどまることが分かった。安全衛生活動への参加状況でも、「正社員」が8割台、「正社員以外の労働者」「派遣労働者」がそれぞれ7割台となっており、就業形態別の実態が改めて浮き彫りとなった。今回の調査の大きな特徴は、これまでの「非正規労働者」というくくりを「正社員以外の労働者」「派遣労働者」に分けて集計した点で、今後事業者サイドへの働きかけを進めていくに当たっての基礎的なデータとなる。…
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平成28年12月1日第2271号 掲載