地域の雇用開発 きめ細やかな情報提供重要 全国求人情報協会がシンポ
2016.11.23
【労働新聞 ニュース】
公益社団法人全国求人情報協会(丹澤直紀理事長)は静岡県や静岡市、地域の大学、商工会議所などの協力の下、同県内の人材サービス事業者を対象とした「静岡人材サービス産業シンポジウム〜地域の雇用開発のために人材サービス産業は何ができるか〜」を静岡市内で開いた。人材サービス産業団体が地域と連携してシンポジウムを開催するのは初めて。
シンポジウムでは、前労働政策研究・研修機構特任研究員で同協会理事の伊藤実氏が基調講演を行った。産業構造の転換に伴う労働移動にいかに対応するかが、人材サービス産業の今後の課題になると指摘。転職に伴って仕事内容が大きく変化するなか、さらにきめ細やかな情報発信とカウンセリングが求められるとした。
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平成28年11月21日第3089号2面 掲載