技能実習生が修得内容競う 東京・名古屋で”五輪”
2016.12.01
【労働新聞 ニュース】
外国人技能実習生の育成支援などを行っている一般社団法人国際人材育成労務管理協会(五十畑明会長)は、第4回外国人技能実習生修得技能五輪大会を東京・名古屋の2カ所で開催した。
大会は、実習生の技能修得を促進するのが目的。同協会などの技能評価を受けた上で受入れ企業などから推薦された中国、ベトナム、タイ国籍などの実習生が、技能修得における工夫や実績を発表している。発表内容などの審査を経て、会場ごとに最優秀賞1人、優秀賞2人、優良賞3人などを選定した。
11月6日の東京大会(写真)では、型枠工事作業や旋盤作業、電気機器組立作業などに従事している14人が発表し、ベトナム国籍のチャンティリエンさん(旋盤作業)が最優秀賞に輝いた。手先の器用さに加え、自身の仕事に責任を持ち、同じミスを繰り返さない業務姿勢などが高く評価された。
関連キーワード:
平成28年11月28日第3090号2面 掲載