同一賃金を俎上に 「第30回大会」で初めて 日本賃金学会
2016.12.08
【労働新聞 ニュース】
日本賃金学会(平野文彦会長)は11月19・20の2日間、東京で第30回記念大会を開催し、学会として初めて「同一労働同一賃金」のテーマを俎上に上げて議論を展開した。
冒頭、「働き方改革」の一環で政府が進めている点に触れた増山正紀常任理事は、「同一労働同一賃金」という理念の実現が「真の解決手段となるのか」と懐疑的に発言すると、元宮城労働基準局長の石井武憲会員も、罰則を伴う労働法体系には馴染みにくいという見方を話した。…
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平成28年12月5日第3091号3面 掲載