「働き方改革」は第2フェーズへ 経団連会長会見
2020.02.26
【労働新聞 ニュース】
経団連の中西宏明会長は、先ごろ開いた定例記者会見で、今季労使交渉を通じて、労働時間の削減に主眼を置いた「働き方改革フェーズⅠ」から、付加価値の高い働き方を追求する「働き方改革フェーズⅡ」に深化させていく必要があると訴えた。
解決すべき課題があるという現状認識は労働側と同じと指摘。日本型雇用システムの見直しは、経営側の一存で決められるものではなく、経営状況を踏まえつつ、従業員とよく話し合いながら進めていく考えとした。
令和2年2月24日第3246号1面 掲載