決起集会開き交渉開始宣言 連合
2020.02.21
【労働新聞 ニュース】
連合は、春季労働条件交渉の開始を宣言する決起集会を開催した。
JAM加盟の扶桑工業労働組合は、生活残業をせざるを得ない状況を訴え賃上げを獲得した前年に引続き、組織内格差是正も視野に入れた賃上げに取り組むと決意表明。UAゼンセンのヨークマート労働組合は、60歳定年後の働き方関係で、曜日加算給や一時金などは獲得したが、より踏み込み、定年前と同じ賃金の支払いを求めるとした。
初の試みとして、高校生や外国人、雇用によらず働く者などを集め、別会場で討論会を同時開催、中継でつないだ(写真)。ブータン人留学生が、始業時間を守っても終業時間を守らない慣行の是正などを訴えた。
令和2年2月24日第3246号4面 掲載