大規模建設工事でグループ討議 新宿・大建協
2020.03.02
【労働新聞 ニュース】
東京・新宿労働基準監督署管内の大規模建設工事に携わる企業で構成する大規模建設工事災害防止協議会(大建協)は、中野東中学校など複合施設新築工事現場で第70回の会合を開き、同現場の巡視やグループ討議などを実施した(写真)。
同現場の元請である㈱ナカノフドー建設の竹松英樹現場代理人は、一人KYの取組みを紹介した。作業の開始に当たり行動目標や危険を自ら確認する手順を記載した「一人KYカード」を配布しているほか、貼り紙やDVDなどを用いて指導を徹底し、活動の促進を図りたいと話した。
現場巡視後のグループ討議および発表では、身だしなみ確認のための鏡が設置されている点を評価する声や、「朝礼広場に社内基準が掲示され、誰でも見やすくて分かりやすい」などの意見が挙がった。
令和2年3月2日第3247号4面 掲載