「複数応募」検討を 高卒就職で報告書公表 文科・厚労省
2020.03.05
【労働新聞 ニュース】
文部科学省と厚生労働省が設置した高等学校就職問題検討会議ワーキングチーム(WT)は、新規高卒者の就職活動における「一人一社制」の見直しなどを提言した報告書をまとめた。一次応募の段階から複数社の応募を可能とするか、一次応募までは1社のみとするか、選択すべきとしている。
一人一社制は法令などに根拠のあるものではなく、各都道府県の「都道府県高等学校就職問題検討会議」における毎年度の「申し合わせ」に基づくもの。慣行として広く普及しているが、複数社応募をすでに可能にしている県もある。…
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令和2年3月9日第3248号3面 掲載