17春闘でJAM 全単組が個別賃金要求へ あるべき水準掲げる 30歳26万円等絶対額で
2016.12.21
【労働新聞 ニュース】
中堅中小の金属系ものづくり企業の労組でつくるJAM(宮本礼一会長)は、17春闘で「個別賃金要求」に原則統一する。「上げ幅」ではなく賃金の「絶対額」を求めるもので、傘下の単組が30歳26万円、35歳30万5000円への到達をめざす。業界の生き残りに必要だと訴えるとともに、会社が賃金原資を確保するため、取引先企業に公正取引要請を行うよう経営側に促すなど、社会運動として取り組む方針。このほど開催した中央討論集会での組合員の反応は上々といい、1月20日に正式決定する。…
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平成28年12月19日第3093号6面 掲載