タイの日系工場へ安全活動を伝える 中災防
2016.12.18
【安全スタッフ ニュース】
中央労働災害防止協会は、アジアへ進出する日本企業向けに進出先拠点の安全衛生活動を支援する「アジア安全衛生SAKURAプロジェクト」を始めた。日本に比べて安全衛生水準が低い海外工場の安全衛生スタッフに日本の安全活動のノウハウを取り入れてもらうのが目的。今年度はタイとインドネシアの日系企業を対象としている。
11月にはタイの日系企業(製造業)で働く現地安全衛生担当が日本を訪れ、工場見学を交えながら、危険予知訓練やゼロ災運動など1週間かけて日本の安全衛生活動を学んだ(写真)。来年1月には中災防の安全管理士が現地工場を訪問して助言・指導を行う。
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平成28年12月15日第2272号 掲載