無資格黙認し送検 千葉労基署
2020.04.03
【労働新聞 ニュース】
千葉労働基準監督署(篠﨑和代署長)は、資格がないことを黙認し玉掛け作業を行わせたうえ、死傷者を発生させた建設業者と同社職長を労働安全衛生法第61条(就業制限)違反の疑いで千葉地検に書類送検した。
同社は平成30年5月、千葉県四街道市にある工場の新築工事現場で、無資格の労働者に吊上げ荷重が2トンのクレーンでの玉掛け作業を行わせた疑い。作業中に鉄骨が落下し、労働者1人が死亡する労災が発生した。
【令和2年2月26日送検】
令和2年4月13日第3252号3面 掲載