技能実習生向けに教本 自動車メーカーが事例を提供 日整連 安全作業へ「正しい服装」示す
2016.12.31
【安全スタッフ ニュース】
一般社団法人日本自動車整備振興会連合会(橋本一豊会長)は、外国人技能実習生教育のための安全衛生教本を作成した。リフト作業やグラインダ・ボール盤作業など18の作業に関する注意事項と防止対策を、写真やイラストで災害事例などを示しながら解説している。基本事項では、正しい服装について、袖をまくると「ベルトにそでが巻き取られ裂傷」などの災害事例を挙げ、安全作業に必要な理由を理解できるよう工夫した。会員の大手自動車メーカーがノウハウを提供したもので、通常の安全衛生教育でも十分に活用できる内容になっている。外国人技能実習制度に新たに自動車整備職種が追加されたことが直接のきっかけだが、労災防止に向けて業界全体での幅広い利用を呼び掛けている。…
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平成29年1月1日第2273号 掲載