マウスシールドで熱中症対策も 大林道路
2020.05.28
【労働新聞 ニュース】
大林道路㈱(東京都千代田区、福本勝司代表取締役)は、新型コロナウイルス感染症防止と熱中症対策を両立させる工事現場用のマウスシールドを導入した(写真)。現場作業でもマスク着用が推奨されるなか、密着することなく鼻と口を覆うシールドの活用で、熱中症リスクも減らす。協力会社社員を中心に計4500個を配布する。
通常のマスクを着用すると顔周りの温度が40℃を超えるのに対し、マウスシールドでは「とくに温度上昇を感じることはない」(同社本店安全・品質環境部)。個人差はあるものの、息苦しさや汗による蒸れに悩まされず、作業効率の維持にもつながるとしている。
令和2年6月1日第3259号5面 掲載