高齢者の災害防止 先進事例の実証へ 厚労省

2020.06.12 【安全スタッフ ニュース】
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 厚生労働省は、高年齢労働者の安全衛生対策に関する独創的、先進的対策の実証事業に着手した。高齢化に伴う身体機能の低下が労働災害につながっていることから、災害防止のための新たな取組みを掘り起こす狙いがある。

 先進的な対策の例として、自動ブレーキやペダルの踏み間違い防止機能、腰痛予防機器、熱中症防止の作業着、段差解消のための補修、視認しやすい標識の工夫などを挙げており、既存の製品・取組みとは異なる切り口で安全を確保した事例が対象となる。

 事務局は(一社)埼玉県環境検査研究協会が務め、応募期間は5月25日~7月14日まで。8月から応募事例の実証試験に入る。

 効果が実証された技術・製品はオリジナルのロゴマークを使用でき、新たに始めるエイジフレンドリー補助金の対象としても検討する。

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2020年6月15日第2356号 掲載
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