死傷者数829人に 重篤事案が多いと警戒 厚労省・職場の熱中症発生状況
2020.06.29
【安全スタッフ ニュース】
厚生労働省は、2019年の「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(確定値)を取りまとめた。職場での熱中症による死傷者は、前年と比べて減少したものの829人と依然として多く、死亡者は25人と高水準にあることが分かった。業種別にみると、建設業10人、製造業と警備業がそれぞれ4人などとなっている。「熱中症による重篤な労働災害が後を絶たない状況にある」と警戒を強めている。死傷者については、過去10年で初めて製造業での発生が建設業より多くなった。今年は、新型コロナウイルス感染症の予防対策と並行して実施する必要がある。…
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2020年7月1日第2357号 掲載