安全週間の啓発支援へツール 動画とシートで意識高揚図る 千葉産業安全衛生会議
2020.06.19
【安全スタッフ ニュース】
千葉労働局、千葉県、県内の労働災害防止団体などで構成する千葉県産業安全衛生会議(議長:友藤智朗・千葉労働局長)は、「安全衛生担当者支援ツール」を作製した。ツールは3分間の動画と自己啓発シートで構成。「スクラム組んでゼロ災にトライ」と題した動画には、国内ラグビートップリーグの「NECグリーンロケッツ」に所属する亀井亮依キャプテンが出演し、労災防止活動の進め方を説明する。動画視聴後に、自己啓発シートを使って設問に回答し、全員で解説を確認しながら理解を深めていく。
ツールは、新型コロナウイルス感染症拡大防止で事業場で安全大会の開催などが見送られるなか、職場の安全意識維持向上に悩む安全衛生担当者を支援するために製作した。動画視聴から解説まで最短で10分程度で済み、業務に大きな負担をかけずに取組むことができる。安全週間初日の朝礼時に集団的に実施したり、安全週間中に個人で使用するといった使用方法を想定しているという。
同会議が制作した動画は、安全週間が終わる7月7日までの期間限定公開。また、自己啓発シートは、期間終了後も各社でカスタマイズ可能だ(ただし、千葉労働局健康安全課作成資料である旨を明記)。集計して安全衛生委員会の調査審議にも活用してほしいとしている。
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