無料で求人情報掲載 企業の障害者雇用促進へ 全求協キャンペーン
2020.07.03
【労働新聞 ニュース】
全国求人情報協会(鈴木孝二理事長)は企業における障害者雇用を促進するため、今年7~9月の3カ月間、「障がい者雇用支援キャンペーン」を展開する。同協会会員の求人情報誌・求人サイト上で、障害者向けの求人広告を無料で掲載する。
期間中は、約2000~3000件の求人情報の無料掲載を見込む。対象となるメディア名は同協会ホームページ上で公開する。
障害者雇用に対する企業の理解促進にも重点的に取り組む。具体的には、障害者の受入れ体制の整備や、仕事の割当て方法、職場への定着支援施策、募集・採用時の留意点などをまとめた手引を企業に配布する。
手引では、定着支援例として、入社後に様ざまな職種を体験させ、適材適所を実現するケースなどを紹介した。
令和2年7月13日第3264号2面 掲載