【賃金事例】富士電機/“タスク”で4段階に格付け 65歳超の雇用ルールは統一も
2020.07.02
【労働新聞 賃金事例】
定年後幹部人材へ処遇改善
富士電機㈱(東京都品川区、北澤通宏代表取締役社長)は今年4月、主に課長級以上を指す幹部社員を対象に60歳定年以降の処遇を見直した。ライン管理職を継続する一部の人材以外に対し、時々のタスクの重さで4段階のタスクレベルに格付ける仕組みを導入している。各人のタスクレベルは、事業部門主導で1年ごとに見直す。賃金はシングルレート制を採り、賞与は5段階で35%の差を付けて支給する。65歳超の人材についても、新たに全社共通のルールを整備し、5段階の時給と、3段階の賞与で処遇することとした。10年後には社員の18%を占めるシニア人材の処遇を改善し、やる気アップに結び付ける。…
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令和2年7月13日第3264号8,9面 掲載