腰痛予防にパワーポジション 荷上げは「よいしょ!」と声出して 神奈川・鶴見労基署
2020.07.08
【安全スタッフ ニュース】
「よいしょ!」「どっこいしょ!」荷物を持ち上げるときは掛け声かけてパワーポジション!で――。神奈川・鶴見労働基準監督署は腰痛の予防を呼びかけるリーフレットを作成した。
荷物を持ち上げたり運んだりするときに、やや胸を張って膝を適度に曲げた「パワーポジション」を意識し、動きと合わせて「よいしょ」などの掛け声を出すことで筋肉活動のタイミングを合わせる方法を紹介している。また、動作を始める荷物を持ち上げるときには、できるだけ対象に身体を近づけて重心を低く取ることも不自然な姿勢の回避につながるという。
管内では平成24年以降、ぎっくり腰や椎間板ヘルニアなど腰痛を原因とした業務上疾病による休業4日以上の労働災害の増加が顕著となっており、重量物の取り扱い作業がある陸上貨物運送事業や長時間運転席に座るドライバー、人を抱え上げる作業をする介護・看護の事業場などで発症のリスクが大きい。感染症の状況を見ながら、過去に腰痛による労働災害を発症させた事業場へ集団指導を行っていく考え。
https://jsite.mhlw.go.jp/kanagawa-roudoukyoku/news_topics/kantokusho_oshirase/tsurumi.html
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