【賃金事例】富士電機/改善推進で5段階評価 結果は賞与へ上乗せ
2020.07.09
【労働新聞 賃金事例】
リーダー候補を「マイスター」に
富士電機㈱(東京都品川区、北澤通宏代表取締役社長)は今年4月、製造現場で働く技能系社員に「ものつくりマイスター制度」を導入した。現場におけるリーダー候補層を対象に、一定の技能レベルと改善・合理化力を有する社員で、全社的な改善・合理化スキル付与を目的とした教育を修了した者をマイスターとして認定する。認定を受け、現場の改善・合理化で成果を挙げた人材には、通常の賞与に特別加算を支給する。加算は5段階の評価結果に基づき決まる。最高ランクのS評価の場合、賞与が通常よりも3割程度プラスになるイメージだ。マイスターを経てリーダー以上の管理職層へ辿り着く道筋を明確にしたことで、若手のやる気アップや現場の活性化に結び付ける。…
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令和2年7月20日第3265号8,9面 掲載