【フォーカス】三菱ケミカル/転倒防止へ独自体操を実施 部下年休も1項目
2020.07.16
【労働新聞 フォーカス・企業事例】
健康経営で「30の宣言」
総合化学大手の三菱ケミカル㈱(東京都千代田区、和賀昌之代表取締役、4万776人)は、健康支援と働き方改革を両輪とした「KAITEKI健康経営」を推進している。取組み内容は、30項目の「宣言」にまとめており、従業員の意見も反映しながら会社としての決意を明確に示した。具体的には、「ゼロ災をめざす」、「製造現場のトイレ改善」、「サービス残業禁止」など多岐にわたる。たとえばゼロ災関係では、転倒災害防止に向けて毎日、オリジナルの体操を実施中。管理職に対し、部下へ年次有給休暇を確実に取得させるよう促す項目も。…
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令和2年7月27日第3266号15面 掲載