いじめ事案の急増止まらず 総合労働相談 厚労省
2020.07.31
【労働新聞 ニュース】
厚生労働省は、令和元年度の個別労働紛争解決制度の施行状況をまとめた。総合労働相談件数は118万8340件で、12年連続で100万件を超えて高止まりしていることが分かった。相談内容別の件数では、「いじめ・嫌がらせ」によるものが急増している。
総合労働相談件数は、前年度比6.3%増加、助言・指導申出も9874件と前年度より0.4%増加に。
民事上の個別労働紛争の中では「いじめ・嫌がらせ」による相談が8万7570件と8年連続トップで、急増している。
令和2年8月3日第3267号1面 掲載