組織変革視点で要求事項を議論 人事向けイベント
2020.07.29
【労働新聞 ニュース】
ビジネス会議の運営を行うマーカスエバンズ・ジャパン・リミテッドは、「HR JAPAN Summit 2020」と題したイベントを東京都内で開催した。本紙で「ぶれい考」を執筆するサトーホールディングス㈱の江上茂樹高度専門職グローバル人財開発室長が司会を務めたパネルディスカッションでは、「組織変革から考察する人事部門に求めるもの」を検討した=写真。
江上室長の「組織変革を進める際、日本人の同質性とどのように向き合うか」との問いに、キリンビール㈱の横山昌人常務執行役員生産本部長は「製品が常に同質なものを求められている以上、人の同質性を打破するのは難しい」と本音を打ち明けた。そのうえで、「様ざまな人材を採用して、少数でも尖った人材を見極め育てることでダイバーシティを実現している」と話している。
令和2年8月3日第3267号2面 掲載