出荷先での労災隠す 2年間に2度虚偽報告 兵庫労働局

2020.08.03 【労働新聞 ニュース】
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 兵庫労働局(荒木祥一局長)は、2年間で2度にわたり虚偽の労働者死傷病報告を提出したとして、道路貨物運送業者と同社事業所長および課長の計1法人2人を労働安全衛生法第100条(報告等)違反などの疑いで神戸地検に書類送検した。2件の労働災害とも営業所内で起きたと報告していたが、実際はいずれも同じ出荷先会社の工場内で起きていた。

 1度目の労災は平成29年9月21日に発生した。同県姫路市内にある出荷先会社の工場内で玉掛け作業を行っていた労働者が、…

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令和2年8月3日第3267号4面 掲載
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